振り飛車党!美濃囲い派!

将棋ウォーズの実践から、定跡や好手をアップしていきます。戦型は三間飛車と四間飛車がメインです!

振り飛車VS棒銀 ~三間飛車に振って美濃囲いに囲う~

 こんにちは。「みのくま」です。今回は棒銀との対戦です。棒銀に対しては、三間飛車に振って美濃囲いに囲う。というのがセオリーてすね。
 駒組みを進める暖海で、注意が必要な部分もありますが、本局は無難に駒組みができたと思います。
 今回は、駒組みをメインにお伝えします。それでは、よろしくお願いします。


将棋ウォーズ・10分切れ負け(先手番)
戦型:自分 三間飛車(美濃囲い)
   相手 棒銀(矢倉)

※相手の方のIDは見えないように編集してます。


対局開始!
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私の先手番ということで
▲7六歩→△8四歩
→▲6六歩→△8五步
→▲7七角→△7二銀
→▲7八銀→△8三銀
と進み図1の局面になりました。


図1
f:id:akakuma4190:20210613113336j:plain
 相手の方は居飛車。そして棒銀模様ですね。棒銀に対しては三間飛車に振るのが良いですね。

ここから
▲6七銀→△8四銀→▲7八飛
と進み図2の局面になりました。


図2
f:id:akakuma4190:20210613113347j:plain
 三間飛車に振りました。棒銀は△7五步から仕掛けてくることが多いので、三間飛車に振って受けます。「戦いが起こる筋に飛車を振る」のが振り飛車の基本ですもんね♪

ここから
△9四步→▲9六步
と進み図3の局面になりました。


図3
f:id:akakuma4190:20210613114556j:plain
 振り飛車の場合、左の端步は受けないケースが多いのですね。ただし棒銀が相手の場合は、端步を受けるのは必須です。
 端步を受けないと、△9五銀と出られてしまいますからね。ウッカリしないよう、要注意です。

ここから
△3二金→▲5六步
と進み図4の局面になりました。


図4
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 ▲5六步はポイントの1手です。5筋の步の突き出しは、棒銀に対するカウンターの準備です。
 棒銀は△7四步から△7五步と仕掛けてくるのが定番ですね。そのタイミングで▲6八角から▲4六角と転回すると、飛車取りに当たります。
 この反撃の筋は定跡になってるので、覚えておきたいですね♪

ここから
△3四步→▲4八玉
→△4二銀→▲3八玉
→△3三銀→▲2八玉
→△5二金→▲3八銀
→△4四步→▲1六步
と進み図5の局面になりました。


図5
f:id:akakuma4190:20210613120437j:plain
 相手の方が仕掛けて来ないので、玉の整備を進めました。とりあえずは片美濃囲いに囲ったので、いつ戦いが始まってもオッケーです♪
 相手の方は矢倉でしょうか。振り飛車相手に矢倉は珍しいですね。

ここから
△5四步→▲5八金左
→△1四步
と進み図6の局面になりました。


図6
f:id:akakuma4190:20210613130042j:plain
 私の方は美濃囲いが完成。相手の方は矢倉模様ですが、居玉です。これから玉を囲うのでしょうか?
 ここで振り飛車には2つの選択肢があります。高美濃囲いに組み直し、場合によっては銀冠や銀冠穴熊を目指す。もう1つの選択肢は攻撃を仕掛ける。


図7
f:id:akakuma4190:20210613120446j:plain
 ▲6五步と突いて角道を通しました。私の選択は「仕掛ける」
 矢倉に囲われてしまうと厄介。相手が居玉の状態で戦いを起こしてしまい、玉形の差を活かそうという方針にしました。
 次回から本格的な戦いに入ります。


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振り飛車VS右四間飛車 ~振り飛車の反撃~

 こんにちは。「みのくま」です。対右四間飛車の続編です。右四間飛車に対して、振り飛車の反撃です。
 それでは、よろしくお願いします。


将棋ウォーズ・10分切れ負け(先手番)
戦型:自分 四間飛車(片美濃囲い)
   相手 右四間飛車(急戦)

※相手の方のIDは見えないように編集してます。


前回の最終図f:id:akakuma4190:20210608193642j:plain
 私が▲6三銀と打ち込んだ局面です。私も攻めに転じます。


図1
f:id:akakuma4190:20210612040715j:plain
 相手の方は△7七桂成りとしてきました。ここは冷静に▲7七同桂ですかね♪

ここから
▲7七同桂→△同角成り
と進み図2の局面になりました。


図2
f:id:akakuma4190:20210612040724j:plain
 馬で飛車取りがかかってますが、▲6八同金と取り返せば問題ありません。むしろ左の金が美濃囲いに近づくので、飛車と馬の交換は望むところです♪

ここから
▲5五同銀→△同馬
と進み図3の局面になりました。


図3
f:id:akakuma4190:20210612042422j:plain
 ということで馬は無視して、▲6二銀成りとして飛車を取りました。

ここから
△6八馬→▲同金
→△6二金→▲8二飛
と進み図4の局面になりました。

 ここで手順を間違えましたね。△6八馬に対しては、先に▲5二成銀と金を取って王手をするべきでした。


図4
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 手順を間違えましたが、とりあえずは飛車を打って金取りです。


図5
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 相手の方は△5二金としてきました。ですが、ここでは△7一銀と打つ方が良かったかもしれません。飛車取りに当てつつ、金に紐をつけられたら、ちょっと困った。
 ある意味、辺境の地に銀を使うことになるので、やりづらい手だと思いますが、相手玉がかなり遠くなります。


図6
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 △5二金を見て迷わずに▲6三步成り。これは激痛だと思います。5二の金と、と金が交換になりそうです。
 この時点で角銀交換になってますし、と金で金を取れれば、駒得が広がり必勝体制になります。


●玉を囲うことは大切

 図6の步成りが入った時点で態勢は決しました。玉形に差があったので、互角に捌けば良くなると思ってましたが、一気に形勢が傾いた将棋になりました。
 私が美濃囲いに囲ったのに対して、相手の方は舟囲いも中途半端。玉が戦場に近すぎました。
 結果、相手の方は私の飛車を攻めるだけに終わったのに対して、私の攻撃は、飛車を取った流れで、相手の守り駒である金を攻めることができました。
 やはり、玉を囲うことは大切ですね!


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振り飛車VS右四間飛車 ~相手の馬を消せ!~

 こんにちは。「みのくま」です。対右四間飛車の続編です。
 馬を作られてからの受け。左の金を活用します。その後、角を使って相手の馬を消しに行きます!
 今回は、開戦から右四間飛車の攻撃を受けきる所までです。
 それでは、よろしくお願いします。


将棋ウォーズ・10分切れ負け(先手番)
戦型:自分 四間飛車(片美濃囲い)
   相手 右四間飛車(急戦)

※相手の方のIDは見えないように編集してます。


前回の最終図
f:id:akakuma4190:20210606115650j:plain
 相手の方が、右四間飛車から馬を作った局面です。香車は飛車で守れてますが、桂取りがかかってます。戦いが始まったばかりなので、駒損は避けたいところ。


図1
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 ▲7九金と寄って、桂馬を守ります。この定跡を始めて知った時は驚きました。金が玉と反対に動くので。


図2
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 相手の方は△5五銀と、銀をぶつけてきました。

ここから
▲5五同銀→△同馬
と進み図3の局面になりました。


図3
f:id:akakuma4190:20210608170201j:plain
 5五馬は嫌な形ですね。△3六桂とか打たれたら、目も当てられません。


図4
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 ということで、▲6四角とぶつけます。素直に角交換をしてくれるか?若干不安もありましたが…

ここから
△6四同馬→▲同步
と進み図4の局面になりました。


図5
f:id:akakuma4190:20210608170522j:plain
 角交換に応じてくれたため、相手の馬を消すことができました。また、角交換の手順に乗って、▲6四步と伸ばせたのは大きいですね。次に6三銀と打ち込めば、6筋突破が見えてきます。

ここから
△5五角→▲6四角
→△同角→▲同步
→△5五角
と進み図6の局面になりました。


図6
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 再度、角を打ち合って角交換。そして相手の方が再び△5五角と打ってきた局面です。
 先程と違うのは、相手の角が馬に成っていないことと、▲4六步と突いてある点です。
 相手の持ち駒に桂馬はないし、すぐには寄らない。いざとなったら、▲1六步と逃げ道を開ければ大丈夫♪
 と判断して、攻めに転じることにしました。振り飛車のカウンターですね!


図7
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 ▲6三銀!狙いの1手です。△6三同金とは取りづらいですよね。▲6三步成りが激痛だと思うので。
 ▲4五飛と角取りに当てつつ、飛車が飛び出す手も考えましたが、相手玉の近くを攻撃した方が良いかな?と考え、▲6三銀を選択しました。

 ここからは「攻め合い」ですね!


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