こんにちは。「みのくま」です。棒銀に対して振り飛車で受け、角で反撃を試みましたが、若干空振り気味。原因は手順前後というか、体制を整える前に攻めに転じたから。
前回に続き、私自身の反省も兼ねて、攻めと守りのバランスについてご紹介できればと思います。
将棋ウォーズ・10分切れ負け(先手番)
戦型：自分 三間飛車(美濃囲い)
相手 棒銀(左美濃)
※相手の方のIDは見えないように編集してます。
前回の最終図
私が▲７四歩とした局面です。個人的に疑問手です。ここは▲７六飛車として相手の飛車先を受け、▲２八玉と囲ってから仕掛けるべきでした。
図１
相手の方は△６二銀と下がりました。相手の攻めの銀を下げさせました。次に▲６四角と飛び出し、飛車取りに当てる手が見えますが…
ただし、相手の方が玉を深く囲ってるのに対して、私の玉は７九にいます。相振り飛車なら、上から攻撃が来るのでアリですが、居飛車相手の時は、横から攻めが来ます。
図２
玉形が気になり▲２八玉と入りました。なんか中途半端というか、一貫性がないですね。攻めるなら一気に攻めるべきです。
逆に、ここで引くぐらいなら、まずは玉を囲ってから仕掛けれるべきで…完全に手順前後ですね。
図３
てことで、飛車先を突破されそうです。同歩と取れば飛車が成られてしまいます。無視すれば、と金を作られてしまいます。完全にチグハグな展開になりました。
ここから
▲８六同歩→△同飛車
と進み図４の局面になりました。
図４
飛車が成られるのは確定しましたが、と金を作られるよりはマシと判断しました。こうなったら攻め合うしかないですね。
図５
▲６四角と飛び出しました。角成りを見せつつ香車取りです。相手の方は、桂馬を取りながら飛車成りを見せてます。
駒割りと大駒の働きは互角かな？玉の堅さも、美濃囲いと左美濃ということで互角。相手の方が先に飛車を成るので、手番を握るのは相手の方ですね。
●棒銀に上手く対応できたか？
攻めの銀を撤退させたという点では、上手く受けれたと言えますが、私の反撃も空振り気味です。
何とも微妙な展開になってしまいましたが、こちらも角が成れそうなので、まあこれからという感じでしょうか？
手順前後というミスを、何とかリカバリーしたと言えるでしょうか？
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