前回の最終図
８五歩と突いた局面です。まずは、銀冠穴熊の銀の頭を狙います。穴熊崩しは上手くいくでしょうか？
将棋ウォーズ・10分切れ負け(先手番)
戦型：自分 四間飛車→向かい飛車
相手 振り飛車穴熊(三間飛車)
※相手の方のIDは見えないように編集してます。
図１ 【相手から角交換を仕掛けてきた】
相手の方は、ここで角交換を仕掛けてきました。これで、８九にいる桂馬が跳ねることができます。
図２
もちろん同桂の１手。相手の方は８五歩と、歩をとってくるでしょう。
図３ 【飛車と桂馬、どっちで取る？】
図３から、予想通りに８五歩と取ってきました。もちろん歩を取り返す１手ですが、飛車と桂馬どっちで取りましょうか？
図４
私が選んだのは同飛車。桂馬で取りたいとも考えたのですが、端歩を突き捨ててないんですよね。
８五桂馬と金取りに当てても、８四金と逃げられると…相手の囲いの形を乱すことはできますが、その後にたたみかけるような攻撃の手が見つからなかった。
図５
ここから８四歩と打たれ、８九飛車と下がりました。で、相手の方は７二にいた金を８二に寄せ、守りを固めました。ちょっとモタモタし過ぎたかもしれません。
図６ 【穴熊に端攻め】
図５から、待望の端歩を突いた局面です。ここから、▲９四歩→△同歩→▲９三歩→△同香と進んだ後、８五桂と跳ねることができません。
８五桂と跳ねるには、８五に歩を打って、同歩と取らせる必要があります。持ち駒に歩が１枚足りません。
級位者なりに知恵を絞りました。どんな知恵を絞ったのかは次回！
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