振り飛車党!美濃囲い派!

将棋ウォーズの実践から、定跡や好手をアップしていきます。戦型は三間飛車と四間飛車がメインです!

石田流vs四間飛車~石田流の攻めと左の桂馬の捌き~

 こんにちは。「みのくま」です。前回は「石田流からの仕掛け」が空振りになりかけましたが、銀の組み替えから局面を打開しに行きました。
 今回は、石田流から本格的な仕掛けになります。飛車角銀桂が連係する攻めは厚みがあります。攻撃力という点では…

居飛車の右四間飛車
振り飛車の石田流

この2つが双璧ではないでしょうか?
 それでは、石田流の攻めをご覧ください。


前々回の記事♪(石田流の駒組み)

前回の記事♪(石田流からの仕掛けが空振り?)


将棋ウォーズ・10分切れ負け(後手番)
戦型:相手 四間飛車/美濃囲い
   自分 三間飛車(石田流)/金無双

※相手の方のIDは見えないように編集してます。
※私が後手番ですが、盤面を反転させてます。
(符号は正規の符号で記してます)


前回の最終図
f:id:akakuma4190:20210422201224j:plain
 私が△5五銀と出た局面です。狙いは4六の地点です。相手の方は、どう対応してくるでしょうか?


図1
f:id:akakuma4190:20210424150740j:plain
 ▲5六歩と打ってきました。これなら、銀が進む一手ですね☆


図2
f:id:akakuma4190:20210424150748j:plain
 △4六銀と前に出ます!

ここから
▲4六同銀→△同歩
と進み図2の局面になりました。


図3
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 歩が前進して金取りです。1三にいる角がよく効いてます。歩が前進したことで、4五の地点に桂馬が跳ねるスペースができました。
 こうなると、石田流の攻めは止まりません。


図4
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 相手の方は、▲5七金とよけてきました。


図5
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 △4五桂馬と跳ねて追撃します。石田流の最大のメリットは、左の桂馬が捌きやすいことですね。


図6
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 相手の方は▲5八金の1手。これしかないですよね。どうやって攻めをつなぎましょうか?

まずは
△4七歩成り→▲同金→△5七桂成り
という手が見えますね。

あとは
△4七歩成り→▲同金→△5七桂不成
として飛車金両取りも有力です。

まだありますかね?
△4七銀→▲同金→△同歩成り
も捨てがたいです。


●石田流は左の桂馬を捌きやすい

 振り飛車を指してると、左の桂馬の活用に苦労します。先手番で言うと、7七に角がいることが多いので、桂馬が跳ねる余地がないんですよね。
 ところが石田流の本組みの場合、角が端(先手番で言うと9七)に行くので、桂馬が跳ねやすいです。個人的には、左の桂馬が使いやすいというのが、石田流の最大の利点だと思ってます。
 注意点としては、浮き飛車に構えるので、相手の駒が前進してくると、飛車が圧迫されやすい点でしょうか。
 なので対居飛車では、ほとんど石田流を使いません。私的には、石田流は相振り飛車専用の作戦として使ってます。


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