将棋ウォーズ・10分切れ負け(先手番)
戦型：自分 三間飛車→向かい飛車(美濃囲い)
相手 引き角戦法(急戦)
※相手の方のIDは見えないように編集してます。
前回の最終図
私が３筋から仕掛けた局面です。
ここから
△３五同歩→▲３五同銀
と進み図１の局面になりました。
図１
平凡なただの歩交換ですが、目的が２つありました。
１つ目は歩を手持ちにしたかったこと。穴熊には端攻めをしたいところですが、それには歩が必要です。出来れば２枚持ちたいところですね。
２つ目は３筋の歩を切っておきたかった。後々、３三にいる角がいなくなった時に、▲３三歩と打つ手が生じるかもしれません。
ここから相手の方は△５五歩と突いてきましたが、無視して▲１四歩と突いて、図２の局面に進みました。
図２
持ち駒の歩は１枚だけですが、穴熊相手には先行するしかありません。のんびりしてたら玉の堅さで負けてる分、どんどん不利になる可能性が高いです。
相手の方は△１四同歩としてきたのに対して、▲１三歩と打ちます。端攻め開始です。ってことで図３の局面に進みました。
図３
【叩きの歩】ってヤツですね。もちろんエフェクト出ました♪相手の方は、無視するわけにいかないので△１三同香としてきました。すかさず私は▲２五桂と跳ねて、図４の局面に進みました。
図４
香車を吊り上げて桂馬が跳ねるのは、端攻めの定番ですね。さすがに角を逃がしてくると思うので、次は▲１三桂成りとして香車を入手。▲１八香打ちとして香車ロケットを設置するのが狙いです。
⚫端攻めは穴熊攻略の第一歩
振り飛車の天敵と言われる居飛車穴熊ですが、私は端攻めを狙うようにしてます。端攻めは歩とか桂馬とか、手に入りやすい駒でできます。
自玉の囲いは高美濃に組んで、本局のように深く囲わない形ですね。端が戦場になるので、２筋まで行ってしまうと、端から反撃された時に相手の攻撃が玉に直撃するからです。
とは言え、本局のように攻めが上手く行くことばかりではありません。振り飛車党の参考になればと思い、上手くいったケースをアップしてますが、攻めが空振りしたり、攻めが切れて反撃されフルボッコにされることも多々あります(笑)
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