前回の最終図
将棋ウォーズ・10分切れ負け(先手番)
戦型：自分 四間飛車→向かい飛車
相手 振り飛車穴熊(三間飛車)
※相手の方のIDは見えないように編集してます。
図１
相手の方は飛車が回ってきました。
図２
相手の飛車回りに対して、割り打ちの銀！
図３
相手の方は飛車を逃がしてきました。
図４
▲８二銀成りとして、相手玉を守っている金を剥がすことができました。
図５
相手の方は飛車で取る一手。
図６
本来なら、▲７三桂成りと行きたいところでしたが…有効打を見つけられず、やむを得ず５三桂成りとしました。
図７
相手の方は６五歩と打ってきました。銀を前進させたかったので、この手はラッキーでした。
図８
もちろん、同銀の一手。
図９
相手の方は△９九角成りとしてきました。これはウッカリでしょう。
図10
もちろん、▲９九同飛車として角を抜きました。実質的には、ここで勝負あり。これ以降、私は攻勢を強め、相手の方は受け一辺倒となりました。
ただ、相手の方は粘り強かったです。私だったら、諦めて投了してたと思います。
終了図
図９の局面では、駒割り、玉の堅さで優勢と判断し、無理な攻めをせず、確実な攻めを続けました。
勝因としては…
1.相振り飛車の形から、早々に高美濃囲いに組み、３九玉の形で上からの攻撃に備えることができた。
2.組むまでに手数のかかる穴熊に対して、左辺で戦いを起こすことができた。結果として相手の飛車角を働かせずに、戦いを進めることができた。
3.歩を使って端から、リスクの少ない攻撃ができた。
今回は、穴熊に対してうまく戦えましたが、もちろん、穴熊の暴力に屈するときもあります(笑)
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