将棋ウォーズ・10分切れ負け(先手番)
戦型:自分 三間飛車(美濃囲い)
相手 対振り飛車急戦(棒銀)
※相手の方のIDは見えないように編集してます。
前回の最終図
私が▲74步とした局面です。△同銀としてくれば、▲8二角成りとして飛車を取れます。△7四同金なら▲7四同銀として攻めが続きます。相手の方の手は?
図1
相手の方は△4五銀と、銀を前進させてきました。角の頭を狙ってきたようです。私の対応は
図2
相手の銀の進出は無視して▲7三步成りとします。銀を取ってなお、飛車金両取りです。
相手の方はどうくるのか?△7三同金、△7三同桂馬…どちらにしても、角のラインを活用して、7三の地点を攻めるプランです。
図3
相手の方は△7三同桂馬としてきました。と金を無視するわけにはいきませんもんね。
図4
私はプラン通り、▲7四步と打って追撃します。既に銀得をして、更に桂馬も取れそうです。優勢になってきたかな?
図5
相手の方は△5二飛車と回ってきました。私の角のラインを避けつつ、5筋からの反撃を狙いにきました。△5七步成りとされるとピンチです。
⚫危うく反撃されるところだった?
相手の方が飛車を5筋に展開してきた局面ですが、実は、もっと厳しい手がありました。
図4の局面から△6五桂馬として、私の銀を取る手です。▲8二角成りと、喜んでひしゃを取ると、△5七步成りとされる手が厳しい!
なので、▲7四步と打った局面では、▲7五飛車と走った方がよかったと反省してます。
幸い相手の方が、この厳しい手順に気づかなかったため、5筋を確実に受けた後、桂馬を取ることができました。
銀と桂馬を得して、玉の固さでも美濃囲いもしっかりしている。優位に立ったと判断したため、玉の安全を確認しつつ、ゆっくりとした攻めを展開することができました。
⚫棒銀に対策は6四角で反撃
棒銀対策は、相手の銀を5段めに進出させないことと、6四に角を設置して、角の斜めのラインで飛車を睨んで反撃!
そのためには、美濃囲いは高美濃に組まず、5六步と5筋の符を突いておくのがポイントですね。
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