振り飛車党!美濃囲い派!

将棋ウォーズの実践から、定跡や好手をアップしていきます。戦型は三間飛車と四間飛車がメインです!

四間飛車 対 棒銀(角換わり) ~後編~

 こんにちは。「みのくま」です。コロナの影響で自粛が続いて、ストレスがたまってる方もいらっしゃると思います。
 私は将棋ウォーズを始めて、だいぶ室内で楽しく過ごせるようになりました。自分の対局を振り返りながらブログまで始めたので、かなりの充実ぶりです(笑)
 ダラダラ書いても仕方ないので、前置きはこのぐらいにしましょう。前回の続きです。


将棋ウォーズ・10分切れ負け(後手番)

戦型:自分 四間飛車 相手 角換り→棒銀

 ※相手の方のIDは見えないように編集してます。

※私が後手番ですが、画面下が私になります。


前編 図9
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 まずは前回の最後の局面です。私が端攻めで、香車の頭に歩を叩いた局面です。香車を吊り上げて、8五桂が狙いです。その前に4五歩として、角道を開ける手の方が有力でしょうか?

後編 図1
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私が選択したのは4五歩。8五桂という手を、より強力にするには角のラインも活かしたいと考えたからです。相手の方は3四歩と、角の頭に歩を打ってきましたが…

後編 図2
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 相手の方の角を攻める手に対して、5五角とかわします。角が攻撃の要になりそうなので、なんとしても角を守りきりたい。場合によっては、飛車を取らせる展開も考えてました。

後編 図3
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 相手の方の手は、私の銀冠の桂頭を狙う意図があるのでしょうか。7五歩としてきました。正直助かりました。ここは4七桂と、角を攻められる手の方がイヤでした。
 7六の地点が空いたので、歩を進めるば、7七の銀を攻めることができます。

後編 図4
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 図3の局面から歩を交換し、いよいよ待望の手を差します。8五桂打ち!単純に7六歩と打つ手もあったのですが、7七の銀を攻めつつ、同時に端にも圧力を加えることにしました。
 7三の桂馬が跳ねる手もありましたが、敢えて打ちました。8五の桂馬を取られた時に、7三の桂馬で取り返す展開を考えたのと、玉のコビンが空くのを避けたかったから。
 せっかく主導権を握ったのに、角で王手なんて反撃を食らったら、主導権を取り返されてしまいます。
 ここかは、銀の頭に歩を打つか?

後編 図5
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 私が選んだ手は、6筋の歩を伸ばすことでした。銀の頭に歩を打って攻めるのが、分かりやすくて速いと思いました。
 が、ちょっと直線的過ぎるかも?相手玉には金銀三枚に守られています。金銀を剥がす際に、と金攻めを絡めたいと考えたんです。
 それに反撃をされる局面になった場合、6筋の歩を切っておけば、67の金の底に歩を打つ手も作れます。
 スピードという点ではどうかと思いましたが、ちょっとしたつばぜり合いの末、と金作りに成功しました。王手金取り!ここからはラッシュです!

後編 図6
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 更に桂馬が成り込み、相手玉の金銀を剥がしにかかります。角のラインが強烈なので、歩や桂馬で攻めることができました。

後編 図7
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 この局面で相手の方は時間切れ。私の勝ちとなりました。この勝ち方は釈然としませんが、将棋ウォーズのルールなので仕方ありません。
 この局面で、7六歩と打ってますが、4八銀と打てば詰めろでしたね。まだまだ修行しなければいけませんね。


●総括
 角交換から棒銀で攻められ、ちょっと苦しい展開でした。まあ、振り飛車にはありがちな展開です(笑)
 ただ棒銀を受けきり、相手の角を隠居させ、私の角が相手玉を睨む形になってからは、指しやすくなったと思います。(後編 図2の局面)
 後編 図2の局面では、駒割は私の銀得。玉形はお互い金銀3枚の囲い。駒の働きは、私の角が相手玉を睨み、銀が相手囲いの近くへ進出。
 相手の方が、私の飛車を攻めてきたのに対し、私は相手玉への攻撃で反撃できたのが大きかったと思います。
 とは言うものの、飛車が最後まで活躍できなかったのが反省点ですね~


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